フリースタイル分娩
こんにちは。
たいふうpapaです。
命の誕生……「出産」
約10ヶ月の間、お腹を大きくし、体の変化に困惑し、つわりに耐え、貧血にもなり、様々なケースに対応し、出産の痛み、多くの事は母親まかせで、父親の出る幕はサポートしかない。
ただ、力にはなりたい。奥さんからの要望もあり、共に戦う為に「立会い出産」を選んだ。
共に戦う為に「立会い出産」……。
そうはいっても、結局のところ、そばにいて、声掛け位しかできることはないだろうと思っていた。
実際そうだったんだけど…
そうでもなかった。
なぜなら……その立会い出産が
「フリースタイル分娩」だったのだ。
※この記事の続きになります。 mtotto.hatenablog.com
産婦人科から、助産院での出産を決断し、出産の形も「フリースタイル分娩」へと姿を変えた。立会い出産へ大きな不安を覚えた。
ただ、その時は刻一刻と迫ってきた。
出産予定日!!
……何も起きず。
初産は予定日より遅れやすいと聞いていた。
まぁ、待とう。それぞれのタイミングを整えようではないか。
2日たち、3日たち……「あのぉぉ、ベビちゃん…そろそろどうかなぁ…」っと、思い始めた6日目の朝、その時はやってきた!!
陣痛だ!
痛みが10分間隔になったら連絡してと聞いていたが、そんなのかっ飛ばして5分…3分間隔に…。
つい30分前までは普通に会話もできて
ママ「あ、陣痛来るかも。とりあえずシャワー入ってくる」
って言っていたのに、一歩も歩けなくなってるって何ぃ!?
担当の助産師さんに電話を。
助産師さん「あ、そう!えとね、じゃ、これから私も助産院に向かうから、そうね…30分後くらいにお家出てくださいね」
……いや、そんな待てないよ!!めちゃめちゃ痛がってるから!!!
すぐにかけなおして、「今から向かいます!!」
と助産院へ。
救急車の方がよいのか考えたりしたが、なんとか車で助産院に到着。
ほどなくして、担当の助産師さんも到着。
助産師さん「はいはい。初産だからねぇ。ここからが長いよぉ。お茶でも飲む?」
ママ「ぅぅぅ……」
たいふうpapa「あの、結構そのしんどそうですけど…」
助産師さん「ん?そう?じゃ、ちょっと見てみる?」
診察して、すぐに
助産師さん「あれ、もう結構……じゅ、準備しましょう」
っとなり、
分娩室の準備の間、待合室で腰が痛いというのでマッサージを。
ここからがたいふうpapa自身の戦いの始まりだった!
マッサージが3分、5分……妊娠してからマッサージはするようにしていたから、大丈夫だと思っていたが、いつもより指圧の力の要望が強い!!そして、OKが出ない!!終わりのないマッサージ!ゆ、指が痛い!!
ここで助産師さんから「お父さん代わりましょう。大変だからね!」
助かった……ありがたい!!
ところが、助産師さんの指圧の力が奥さんの好みに合わなかったようで
な、なにぃぃ!!!や、休めてないよ!!指痛いままよ!!
ちょっ……え、マジ……指…
ただ、この状況!!目の前には、今まさに出産の苦しみを体験している奥さん!指が痛いなんて……
さぁ、戦いのステージへ戻ろう!
2分後……
だ、だめだぁ!!い、痛いぃぃ!!
そこから、数分後。ついに分娩室へ
指圧マッサージからの解放!ホッとした。
ただ、奥さんはここからが最終ステージの戦い!!
前記事で書いたように、畳間にブルーシート、布団を敷き四つん這いスタイルにスタンバイ!!
事前にリラックスできるようにCDやらアロマやら準備していたがそんな暇もない怒涛の出産劇!
そして
おめでとう!ありがとう!大変な大仕事、本当に母は強しと実感した体験でした。
フリースタイル分娩。
思っていた「立会い出産」とは大分違ったけど、経験してみて思う事!
体験すべし!
共に戦う……とは違うけど、全力で戦っている奥さんを本当に肌で感じれる!応援できる!!
フリースタイル分娩!考えていて、条件等問題ない方、挑戦する価値ありです!
おすすめです!
うちは次男も同じ助産院、フリースタイル分娩で出産しました!!
あとがき
この記事は、今週のお題「激レア体験」の続きの記事になるんですが、今、新型コロナウィルスでの世界的自粛こそ「激レア体験」ですよね。
長々と書きましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。